2014年9月28日日曜日

『あさこはうす』


9月13日に行われた、第36回帯広・十勝母親大会に参加しました。

講演をされた小笠原厚子さんは、いま建設中の電源開発・大間原発の敷地の中で体を張って建設に反対し、亡き母(熊谷あさ子さん)とつくったログハウス「あさこはうす」を守って闘っている方です。




大間に原発建設の話が持ち上がったのは40年前。地元の漁師も最初は大反対でした。人の弱みにつけ込んだ永年の買収工作で、2000年には157人の地権者のうち残ったのは母、あさ子さん一人。

「くやしいくやしいといいながら畑地では強制収用されると心配した母が“オラここに家建てて住む”と言いだし、大工さんにも断られる中、一大決心をして母と建てたのがこのログハウスです。フェンスをはさんで向こうは命を命とも思わない原発。ことらは母が命がけで残した場所です」と話されました。

この日の講演には、厚子さんの娘さんも参加され、大変な闘いをされているのに、おおらかで明るく、楽天的な厚子さんとその母をささえる娘さんとの強い絆が伝わってきました。原発ゼロをめざすために『あさこはうす』を全国からはげまし、支援する活動を広げたいと思いました。 とし子

晴天にめぐまれた『秋の交流会』


5期目をめざし、佐々木とし子市議が決意を語る

 


暑さも遠のき穏やかな秋晴れの1日となった9月15日、日本共産党東地域(佐々木とし子地域)後援会主催の『秋の交流会』が、市内の大通りを会場に開かれました。

今年で9回目となる交流会、朝から晴れ渡った会場に、心待ちにしていた後援会員のみなさんが続々と集いました。

来年4月の市議選で5期目に挑む佐々木とし子市議は「来年の市議選は、議員定数が現在の32から3減の29議席を争う激しい選挙になります。議案提案権をもつ3人の市議団で、この間市民要求を市政に届け、粘り強く活動してきました。暴走する安倍政権の政治に、正面から対決する日本共産党の議席が市民生活を守るためにどうしても必要です」と決意をのべました。

青空の下、焼き肉やカラオケ、ビンゴゲーム、優雅なフラダンス…楽しいひとときを過ごしました。

2014年9月14日日曜日

『さわやか通信』400号に



1999年1月1日の第1号発行から、今号で400号となった『さわやか通信』、あらためて、多くのみなさんに支えられて、歩んでくることができたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

第1号から79号までは手書きでしたが、習字の得意な後援会の方が38号から題字を書いて下さいました。その後ワープロ、パソコンのA4判へ、そして今に至っています。

多くのみなさんから、励ましやアドバイスを寄せていただくことが、もっと親しみやすく、わかりやすい工夫をと私のエネルギーになっています。これからもご意見・感想などどしどしお寄せ下さい。

このコラムを『クローバー』と名づけたことについて、少しだけ紹介します。高校時代からの私の親友。仕事、親の介護、家族の病気や死、子どもの成長…、みんな、いろいろなことに、真剣に向き合って生きています。

高校2年の夏、その友人たちと日が暮れるのも忘れて四つ葉のクローバーを必死に探した思い出があります。見つけたら幸せになれそうな気がして…。「すべての人々に幸せが訪れますように」そんな思いを込めたクローバーです。         とし子

安倍内閣「日本会議」が占拠


改憲タカ派議連から15人「男女共同参画」に反対

安倍晋三首相を含めて第2次安倍改造内閣の19人の閣僚のうち15人が、日本の侵略戦争を正当化する改憲・右翼団体「日本会議」を支援するためにつくられた「日本会議国会議員懇談会」(日本会議議連)の所属議員であることが、『しんぶん赤旗』が入手した同議連の名簿などから明らかになりました。超タカ派・改憲勢力が政権中枢に躍り出た形で、まさに「日本会議」内閣です。

 

日本会議国会議員懇談会に加入する閣僚

安倍晋三総理、麻生太郎副総理、高市早苗総務相、岸田文雄外相、下村博文文科相、塩崎恭久厚労相、望月義夫環境相、江渡聡徳防衛相、菅義偉官房長官、竹下亘復興相、山谷えり子公安委員長、山口俊一沖縄・北方相、有村治子女性活躍相、甘利明経済再生相、石破茂地方再生相     以上15人

北海道水資源保全条例の地域指定について


産業経済委員会に市の指定保全地域を報告


8月26日の産業経済委員会で、平成24年4月1日に施行された『北海道水資源保全条例』を受けて、帯広市は、川西取水場と岩内浄水場の2ヶ所を保全地域に指定する旨の報告がありました。

佐々木とし子市議は「条例が制定された背景、今後危惧されること、道内での自治体独自の条例制定の動向」などについて質しました。

市は「近年、外国資本による森林の大規模取得の動きがあり、事前に把握するため、そして、先人より受け継いだ水資源を次世代に引き継ぐため、条例が制定された。土地所有者の責任は、売買の3ヶ月前に届出をしなければならないが、個人の資産について規制はできない。水資源の保全について理解を求めることとなる。道内で独自に条例を制定しているのは、ニセコ町・東川町・京極町の3自治体」と答えました。

滞納整理 「差押禁止財産に配慮」


稲葉典昭市議の提案が実現 『滞納整理マニュアル』が完成


市議会総務文教委員会で8月18日、稲葉典昭市議が求めていた『滞納整理マニュアル』が完成したことが明らかになりました。

貧困と格差の拡大で税や国保料などが払いきれない市民が増える中で、滞納者に対する差し押さえなどが増えています。

稲葉典昭市議は「滞納整理は支払い能力がある者には差押えなど必要だか、支払い能力のない者には執行停止など納税緩和措置が必要」と求めてきましたが、1円からの差押えが行われていました。

「税法で規定されている差押え禁止財産など庁内で共有し、違法な差押えはなくすべき」とマニュアルの作成を求めていましたが、「8月に完成した。庁内で共有したい」と答弁がありました。



2014年9月7日日曜日

防災の日

今年の「防災の日」(9月1日)は、甚大な被害を生んだ広島市の土砂災害の被災者救援と支援が急がれる中で迎える事になりました。

今年度の帯広市地域防災訓練は、8月31日、啓西小学校で行われ、私も参加しました。

震度7の強い地震が発生したという想定で訓練が始まり、参加された地域の町内会のみなさんは真剣な表情で、バケツリレー、水消化器による消火訓練、救助・救出訓練、応急手当訓練などに取り組んでおられました。

関係機関のブースでは、緊急地震速報や災害用伝言ダイヤル、消化器、防災グッズなどについて、スタッフの方々が親切に説明をされていました。

炊き出しは、非常用のアルファー米とカレーでした。

参加者されたみなさんの行列にならんで炊き出しをいただきましたが、とても美味しかったです。

災害に自治体と住民は、どう備えるか…学ぶことの多い防災訓練でした。           とし子



電気料金の再値上げ許せますか!


家庭向けは昨年値上げ幅の2倍

最値上げ撤回を求める署名にご協力ください


道民も産業界も「もっと経営努力を」といっているのに、北電は「役員報酬を減らしても電気料金は安くならない」「原発を再稼動させ料金を下げることだ」と聞く耳を持ちません。原発の危険と動かない原発の維持費(年間800億円)を道民にツケ回すのを許せるでしょうか。


“値上げがいやなら再稼動”は通用しません


福井地裁判決(5月)は、国民の安全よりもコストを最優する考え方をきっぱり拒否。

人間の生存に関わる権利と、電気代の高い低いの問題は、天秤(てんびん)にかけられないと断じました。

もうけ第1のツケまわしはゴメンです!


北電の原発依存症は全国№1(44%)。莫大な建設費と維持費を電気料金として回収できる一方で、もうけを最優先し、再生可能エネルギー等の導入を怠ってきたツケ回しは許せません。

日本共産党では、『泊原発の再稼動ありきの電力料金の最値上げ認可申請を撤回すること』を求める署名に取りくんでいます。ご協力下さい。

帯広商工会議所観光文化委員会と帯広市議会産業経済委員会が『観光振興の現状と課題』について懇談

9月1日、市議会産業経済委員会の所管事務調査である「観光の振興に関する調査」として、午後3時30分から帯広商工会議所観光文化委員会との懇談会が行われました。

商工会議所川田章博副会頭と市議会産経委員長の挨拶のあと、商工会議所の取組みについて、讃岐武史観光文化委員長から報告がありました。

「食観光振興では、9月6~7日に1市15町村が参加して“とかちマルシェ”を行う。人材の育成事業として札幌国際大学との連携事業を行い、学生たちに十勝の良さを学んでもらい、職についた時、プロモーションしてもらいたいと考えている。“とかちマルシェ”にも学生たちがボランティアで参加してくれる予定。観光客誘客の促進では、日高東部・十勝南部との連携で、日勝観光圏づくりをすすめている。えりも、日高、様似は道南圏に入っており十勝南部の町村との連携で、高規格・天馬街道・黄金道路を活用して海の観光資源を生かしていきたい。そして、観光客が帯広空港に到着して、帯広空港から帰っていくような取組みにしたい。また、郷土資源・歴史に係る調査研究をすすめ、帯広市のシンボル(花クロユリ、鳥びはりなど)が制定された経過等についても研究している」と述べられました。


つづいて、市議会産経委員会の取組について副委員長が報告。

おもてなしの環境整備について、松山市を視察した経過。外国人観光客の受け入れ体制、交通の利便性の向上、体験・滞在型観光の推進、観光地の連携、観光情報の提供など、これまでの委員会議論について報告しました。

十勝の観光が管内市町村の様々な連携で推進されてきた経過などについても認識を共有する懇談となりました。